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2008年02月20日

人間の意識について(ソフトウェアメタファー)

人間に意識が存在するというのはすごく不思議なことだと思う。

だが、そもそも意識とはどういうものなのか、定義しろと言われると困ったりする。

こういう捉え所のない概念について考える時には、メタファーというアプローチが有効だったりする。

おそらく現代において意識を語る上でもっとも強力なメタファーのひとつは「ソフトウェア」だろう。

「人間の意識というのは脳の上で実現されたソフトウェアである」というのは多くの人が主張している。意識を別の媒体にコピーするという発想も出てきているが、それもソフトウェアならではのものだろう。

哲学にくわしい友人の好奇人に言わせると、「ソフトウェア」という概念が出てくる前、人間の意識を語るのに頻繁に使われたメタファーは「機械」だったのだそうだ。

その後、知的な機械をソフトウェアとハードウェアに分けるという考え方が生まれて、やっぱ人間の意識はソフトだよね、というのが一般的になった。

それからかなりの時間が経つ。

僕が今期待しているのは、近いうちにさらに有効なメタファーが出てくることだ。

もちろん、機械がハードウェアとソフトウェアに分かれたように、ソフトウェアがさらに細かく分かれるという可能性もある。

先日、SF作家の北野勇作先生からお聞きして面白いと思ったのが、現代のコンピュータのアーキテクチャないしプログラミング言語(手続き型言語)は自由意志を持った人間をモデルにしているという指摘。「Aという条件で分岐してBを実行して……」というのは確かに人間の意思決定プロセスと似ている。今まで人間がやってきた仕事の流れをコンピュータに移植しようとするから、そんな形になるのだろう。

そういう段階的な手順を踏まないアーキテクチャが意識の新たなメタファーになるのかも知れない。並列処理メタファー、ニューラルネットメタファー。はたまた統計力学メタファーか。

Posted by taro at 2008年02月20日 02:22

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コメント

 意識の起源とその役割について
 以下のブログで説明しています。

 http://blog.goo.ne.jp/i-will-get-you/
 いわゆる神の存在証明がもたらす意味について
 天然自然の存在の創造主である神の存在証明をして、神が造ったこの世界の成り立ちと仕組みについて説明し、人類史のリセットと再構築を試みる。
   一般法則論者

Posted by: 一般法則論者 at 2008年02月20日 05:13

難しいですね、意識の起源とその役割。

案外簡単に説明が付いてしまうのか、あるいはこの先何千年も人類を悩まし続けるのか……。

Posted by: taro at 2008年02月26日 22:34

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