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2007年04月22日オープンソース・ロボット先週行われた研究会。オーストラリアから来ている留学生のCラッドが会議の参加報告をしていた。 CラッドはオーストラリアのLinux関係の団体の会長だとかで、ビデオブログを研究している鬼プログラマである。報告した会議もシドニーで開かれたLinuxコンファレンスで、本人いわく「とても多くのインスピレーションを受けた」とのこと。 数々の発表を聞いてきた中で「RepRap」というプロジェクトを気に入った様子で、研究会のスライドで紹介していた。 台の上でポリマーを溶かし、部品を作って、自分自身を組み立てていくロボット。RepRapというのは Replicating Rapid-prototyper の略らしい。まだすべての部品を作ることはできないので、開発の初期段階。 ちょっといじれば他の物も作ることができるため、自分自身を増やしながら様々な工業製品を作り出していく夢のロボット。これを使えば貧しい国々でも産業を興すことができる。誰でも自分自身の工場を持つことができる。という風に、将来展望はやけに壮大。 しかし、これはどう見てもハードウェアの話。なぜこんな発表がLinuxの会議で行われるのか。 そもそも自己複製する機械という考え方自体、おそらく大昔からあるし、他にもやっている所がありそうである。あえて今、独自に作ろうとする意味は? 疑問に感じたのだが、しばらく考えて、オープンソースというのがポイントなのだろうなと思い至った。 実際、ウェブサイトを見てみると、「RepRapの作り方はオープンソースで公開されている」と書かれている。 誰もが自由にRepRapを作り、改良し、増やしていく。プロジェクトのスローガンは Wealth without money(お金無しで豊かに)らしい。機械の自己増殖による自給自足の実現。 産業用機械を企業が所有している限り、富は企業に集まる一方である。だからオープンソースで機械を作るようにすれば……。 いったいどうなるのでしょうね。 機械ばかり増えまくって恐ろしいことになったりしないのか、と心配するのは僕だけだろうか。 Posted by taro at 2007年04月22日 15:49 |
