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2007年01月22日

目隠しオセロ、触れる時計、黒いまな板

大丸京都店の催し物会場で視覚障害者福祉啓発事業「あい・らぶ・ふぇあ」というイベントが開かれていました。

視覚障害者の人々が使う道具に触れて、理解を深めようというイベントです。京都ライトハウスという法人が中心となり、毎年行われているようです。

微妙に手作り感あふれていますが、内容はとても充実していました。

針に触って時間を確かめられる時計。

触って分かる「三匹のこぶた」の絵本。

ビール缶の上側に書かれている点字。知りませんでした。

見えない状態だとかけ過ぎることが多いので、一定の量が出る醤油差し。

ハガキの宛名書きに使うスリット入りの厚紙。途中から目が見えなくなった人は、これで宛名が書けます。

白地に黒は眩しくて見えないという症状があって、そういう人たちのための黒地に白のカレンダー。

白い食材を上に乗せた時に分かりやすい、黒いまな板。

音声でブログ。

触覚ディスプレイ。

9×9の囲碁。9路盤と呼ばれているそうです。

通常の囲碁盤は19×19ですが、それだと全体を憶えるのがとても大変なので、視覚障害者の間ではこちらの縮小版の方が広まっているそうです。「通常の盤だと数時間かかるけど、こちらなら15分で終わります」 とのこと。「展開も速いし、持ち運びもできます」

9路盤の普及に関わっているという先生(視覚障害者ではない)と対戦させていただいた所、面白いぐらいに負けてしまい、しかも自分の打った手の悪さがすぐに響いてくるというのもあって、囲碁の面白さがちょっと分かりました。これは健常者の間でも楽しめるかも知れない。

通常の盤もあります。触れて確認できるように、石はへこみに固定されるようになっています。

こうして比べてみると、通常の囲碁盤に広がる世界は広大に感じられます。しかし、視覚障害者の方でも囲碁の有段者になると、こちらで勝負するようになるそうです。

視覚障害者の方とオセロもさせていただきました。

一回目は見ながらやって、勝ちました。

二回目は目隠しして挑戦。黒い方は表面にでこぼこがあるので、触れると分かります。

中盤は勝っていたのですが、最後で逆転されて、あっさり負けてしまいました。

強い人になると、盤の状態をまるごと憶えているそうです。それはすごい。

Posted by taro at 2007年01月22日 00:35

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