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2007年01月14日

偽の影

今回の国際会議 Multimedia Modeling Conference を中心となって運営した Nanyang Technological University の Centre For Multimedia and Network Technology (CeMNet) を訪ねました。

マルチメディアとネットワークに関する研究室で、五名ほどのスタッフと三十名ほどの院生が所属しているようです。

スライドによる研究紹介の後、実際にデモを見せてもらったのは、プロジェクタを使って偽の影を投影するというシステム。

白い箱に上から光が当てられているように見えますが、実際はプロジェクタ(光源)は右の方にあって、箱の周囲に出来ている影はプロジェクタが映し出しているものです。

箱の背後に、本物の影がちょっと見えます。(写真をクリックすると拡大されます)

システムが箱の三次元モデルを持っていて、影になる部分を計算して投影するという仕組みです。

任意の場所に光源があるかのような演出ができるのは面白いと思ったのですが、何の役に立つのかは聞けませんでした……。

その他、複数のプロジェクタから投影された映像をシームレスに統合する技術、スクリーンの手前に人が立って影が落ちた場合、それを別のプロジェクタで補完する技術などを研究していました。

「要は、プロジェクタの明るさがどんどん上がってきているということです。そのうち照明を暗くしなくてもプロジェクタが使えるようになる。そういう時代に向けて研究を進めているんです」 とのこと。

Posted by taro at 2007年01月14日 11:03

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