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2006年07月19日

人間の仕事は例外処理か

年末に行う国際シンポジウムに投稿された論文をチェックし、
査読者に割り当てるという仕事をやっているのだが、
例外的なことを行う人が多く、それへの対応に非常に時間がかかる。

全体の一割以下を占めるこの人たちへの対応に大半の時間を取られている気がする。
例を挙げれば、

・全然関係ないテーマで論文を送ってくる人。

・指導している学生に代わって投稿してくれたけど、その学生のメールアドレスを間違えている人。

・壊れたpdfを送ってきたので送り直してくれるように頼んだら、「僕の所でも開けません。投稿するのやめます」とか言ってくる人。

・名前が二種類あるイランの人。

などなど。いろいろ。

自分も他の所では例外的なことをよくしていそうな気がするので、人のことは言えないが。

こんな対応ばかりしていると、人間が行う仕事というのは主に例外処理なのではないかとさえ思えてくる。

今後、単純作業の自動化はますます進められていくと思うので、この傾向はさらに強まるような気もする。

遠い将来には、飛行機事故とか地震とか、大事件が起きた時だけ人間は働くようになるのだろうか。

Posted by taro at 2006年07月19日 23:05

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コメント

20:80の論理っぽくいうと、(例外的な)20%の業務に80%の時間を費やす、みたいなことでしょうかね。

Posted by: 356 at 2006年07月20日 01:23

現在のところはそんな感じです。
ただ、将来的にはその配分が変わるのかも。

Posted by: taro at 2006年07月20日 01:48

僕はとある学習塾の採点のバイトをしているのですが、
何千枚とある答案を採点してる時いつも思うのが、
「要は今の機械が処理できないから、人間がしてるのだ」てことです。
つまり答案というのは基本一意に解が定まる訳で、
採点業務は本来機械に任せることもできるはずなのですが、
誤字脱字だとか字が汚いとか、高学年には厳しく低学年には甘くとか、
書き取り問題ならどこまでの字のくずれを許容するかとか、
消しゴムの消し跡は、残ってると見るか消えてると見るかなど、
機械では到底判定できないものばっかりですね。
記述問題なんかは出題者の気持ちも入ってきますし。

で、そこで採点員に求められるのは、「例外処理を全て行える機械」になることです。
そういう微妙な判定は全てできるが、あまり創造的である必要はなくて、
むしろミスなくエラーなく、微妙な判定が○か×かを「学習」しながら
最適化されて答案を採点していくマシンとなることが求められるのです。
…なら機械にやってほしいな、と思うのですが、やはり例外が多くて無理ですね。

そのような単純作業ではなく、創造的活動においては
単なる例外処理マシンではない活動ができると思うのですけどね。
なんかとりとめなくてすみません。

Posted by: Ryu. at 2006年07月20日 02:12

創造的な仕事というのもたしかにありますね。

将来の人間の仕事は例外処理と創造的な仕事、といったところでしょうか。

それにしても、人間が単純作業をあまり好まない生き物であって、良かったと思います。

もし単純作業の方を好む生き物だったとしたら、これからの時代は苦痛でしょうがないでしょうからね。

Posted by: taro at 2006年07月20日 12:57

例外処理の方の比率が大きいというのは、
コンピュータのお仕事もおおむね。

Posted by: 好奇人 at 2006年07月21日 06:34

市販品を作るのは大変なのでしょうね。
あらゆる状況を想定する必要があって……。

Posted by: taro at 2006年07月21日 19:53

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