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« A地下バー再訪 | トップページ | メイドカフェで読書会しませんか。 » 2006年05月16日神戸ファッション美術館と蔵巡り今年も合同ハイキングを企画したが、雨により中止になってしまった。 六甲山に登るつもりでいたので、その近所で代わりに行ける場所を探し、午前中は六甲アイランドにある神戸ファッション美術館、午後は灘で蔵巡り、夕方から尼崎駅前のあま湯ハウスという天然温泉で入浴し、打ち上げという流れになった。 最初に行った神戸ファッション美術館、庶民には理解できない最先端モードの服がたくさん並んでいるのかと思いきや、けっこうまじめに服飾の歴史を解説していて面白かった。 十八世紀末から現代にかけて、主に西欧で流行した服装がマネキンに着せて並べられている。 十九世紀のイギリスというと、女性の服装はレモン絞りのような膨らんだスカートというイメージがあるが、あれはクリノリン・ドレスといって、流行したのは十九世紀後半になってからだとか。 それに先立つロマン主義の時代には、女性は青白く病的で従順であることが魅力とされていて、それを強調するために二の腕の部分を大きく膨らませたドレスが流行したという。 その前にはエンパイア・スタイルというのが流行していて、古代ローマ風に白い布を基調としたドレス。 それより前は、豪華絢爛な宮廷衣装である。ベルサイユのばらである。 西洋以外の服装に関する解説もそこそこあって、インド人がサリーを着るのは、ヒンズー教では服の縫い目に魔が宿ると考え、一枚布を好んだからなのだそうである。 企画展では、二十世紀を代表する服飾デザイナーであるシャネル・ヴィオネ・ディオールの三人の作品が展示されていた。 面白かったのは、二十世紀前半、アメリカはヨーロッパのブランドのコピー製品の一大生産地だったという話。 多くのデザイナーはアメリカ製の模倣品に悩まされていたのだが、ココ・シャネルは「良いものが真似されるのは当然」とか言って、気にしなかったという。 美術館見学の後は、六甲ライナーで南魚崎まで行って、蔵巡り。 菊正宗のパンフレットの表紙には、 微生物による腐敗を防ぐために、昔から醸造中の酒は乳酸菌が作り出す乳酸によって酸性に保たれていた。 生酛の中に含まれているのは、ラクトバチラス・サケという、その名も酒に棲んでいそうな乳酸菌である。 菊正宗も白鶴も、江戸時代を再現した蔵の様子を展示している。 蔵巡りのあと、尼崎に移動。 同じ建物に居酒屋が併設されていて、ここで打ち上げ。 現代的な工場をそのまま展示していた蔵である。 Posted by taro at 2006年05月16日 23:21 |



