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2006年05月07日

ミリテク

木屋町の飲み屋、八文字屋に久しぶりに行くと、
散らかり放題だった店内が綺麗に模様替えされていて、
今までカウンターの奥にあったレコードプレーヤーがテーブル席に移されていた。

その横にはレコードが平積みにされている。

興味を引かれて、一枚、手にとってみた。

マスターの甲斐さんに、溝のある部分に触ってもいいよと言われて、触ってみる。

恥ずかしながら、レコードの表面がつるつるしているということを今になって初めて知った。
もっと、ざらざらしているものだとばかり思っていた。

いや、実際のところ、僕の記憶にあるレコードはざらざらしていたような気もする。
本当にこんなだったか?

「雑誌の小学一年生の付録でついてきたレコードは、もっとざらざらしていた気がするんですけど」
「それはソノシートでしょ」
「なるほど」

ラベルに「33 1/3 RPM」と書かれている。つまり、1分間に33と1/3回転するということ。
そのレコードには27分の音声が録音がされているというから、
単純に計算して、1000周近い溝が埋め込まれていることになる。

溝のある部分の幅は10cmもない。つまり、1mmに10本以上、溝が刻まれていることになるのだろう。

表面がつるつるしているのも当然である。

かなりの微細加工技術。

ナノテクならぬ、ミリテクだ。

Posted by taro at 2006年05月07日 00:22

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