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2006年04月14日

MBAでは何を教えてくれるか

四月から経営管理大学院の教授に着任されたHラ先生が先日、研究室に挨拶に来られた。

経営管理大学院というのはMBAを取るための大学院である。最近、全国の大学が競ってMBAの大学院を設立しているが、その流れの一環として今年度から新設されたのである。

Hラ先生は長らくシリコンバレーで働いておられたのだが、アメリカの大学で行われている企業のエグゼクティブ向けの短期集中講義というのを利用して、MBAの授業を受けられた経験もある。

「どういった内容なんですか」と聞くと、

「企業の成功事例や失敗事例をひたすらたくさん教えてもらうんです」

経営の理論ではなく、事例ベースで授業を進めていくらしい。

「そこで教わったことは役に立ちましたか」

「そうですね。それを知ったからといって成功するかどうか分かりませんが、少なくとも同じ失敗はしないで済む」

「歴史学みたいですね」とT中教授。

「ええ、そうかも知れません」

言われてみると、政治史・文化史・経済史は学校でも習うが、企業史というのはあまり習わない。

Posted by taro at 2006年04月14日 23:20

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コメント

歴史学か…
でも,人間って歴史を勉強しても過ちを繰り返してる気がする.

ケースを知ることも重要だけど,冷静に自分の置かれた状況を分析し,どのケースにあてはまっているのかを認識することが一番重要なんだろうね.

Posted by: ヨータン at 2006年04月15日 00:39

歴史学というと、歴史を調べるばかりですね。

「歴史を使う」という技術はまだあまり発展していない気がします。

Posted by: taro at 2006年04月15日 00:59

潰れた会社にいたことがありますが、あれはなかなか面白いものだったなあ、と思い出しました。
入社した時は昇り龍のようで、7年後に退職したときは、今から思うと瀕死の状態だったのでしょう。
その八ヵ月後に倒れました。成功の時期も失敗の時期もあり、貴重な経験です。

Posted by: at 2006年04月15日 10:05

淡々と会社の様子を観察している“え”さんの姿が目に浮かぶようです。

Posted by: taro at 2006年04月15日 11:02

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