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2005年11月16日

Confmanの書き換え

毎年三月に行われているデータベース系の国内会議、
データ工学ワークショップ(DEWS)のプログラム委員長補佐をすることになり、
論文投稿システムの運営を任された。

Confmanという論文投稿システムを使って行うのだが、
これはminiSQL(msql)という結構マイナーなデータベースと、
それに付随する独自のスクリプト言語で動いている。

海外で開発されたものを昔のスタッフが日本語に対応させ、
毎年カスタマイズしながら使っているのである。

当初、スクリプト言語はliteという名称だったのだが、
数年前にmsqlが3.xにバージョンアップされた際、
言語の呼び名がemberになり、仕様も変わった。

それでもデータ工学ワークショップのスタッフは毎年、
あえてmsql 2.xをインストールし、liteで書かれたConfmanを動かしてきた。

ところが今年、ついにそれが続けられなくなった。

最新のlinuxではどうにもmsql 2.xが動かず、
msql 3.xをインストールしなくてはならなくなったのだ。

結果として、liteで書かれているConfmanのソースコードを
すべてember用に書き換えなくてはならなくなった。

これが突如として我々の研究室に降ってきた仕事である。

そもそもmsqlやember、liteを使ったことのある人間なんて、
一昨年Confmanの管理を担当していた院生のA星くんを除いてまったくいなくて、
みんなやりたくないとか言う。

僕もemberなどという謎の言語を学ぶつもりは毛頭なくて、
仕様だけ残して PHP + MySQL に移植するべきと主張していたのだが、
論文投稿の開始まで一ヶ月という期間の短さ、
ゼロから書き上げる場合のコストなどを検討した結果、
とりあえずember対応化に着手することになった。

liteからemberへの主な変更点は、型にうるさくなっていることとか、
未定義の変数を使えないこととか、関数名が変わっていることとか、
いろいろあるのだが、そのための置換用のスクリプトを書き、
何日か苦労しながらソースをいじくっているうちに、
次第にemberに愛着が湧いてきてしまい、結局、

このまま ember + msql でもいいんじゃないか、

とか、そんな心境になってしまった。

こうやってConfmanは今日まで生き延びてきたのだろうかとふと思った。

Posted by taro at 2005年11月16日 23:05

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コメント

突然の投稿すみません。私は大阪電気通信大学の総合情報学部のメディアコンピュータシステム学科の学生です。今卒業研究でPax ConfManというものを調査しています。ConfManの後継みたいなのですが、まだ詳しいことがわからなく、どのように設定をすればいいのかがわかりません。もし何か知っておられれば教えていただけないでしょうか?
後、現在のConfManの最新版もよければ教えて下さい。お願いします。

Posted by: tatsunori ikenaga at 2009年12月13日 16:05

卒研、がんばってください。

僕がこの記事で言及しているConfManは Conference Managerの略で、国際会議の運営を支援するWebアプリケーションです。

Pax ConfManは Configuration Managerの略で、OSGiにおけるオープンソースの開発を支援するツール群を作るPaxというプロジェクトで実装されたコンフィギュレーションの管理ツールです。

つまり二つのプログラムは名前が同じだけで、関係はありません。

Pax ConfManの最新版は以下で手に入ります。

http://wiki.ops4j.org/display/ops4j/Pax+ConfMan

Paxについては(すでに参照されているかもしれませんが)以下がトップページです。

http://wiki.ops4j.org/display/ops4j/Pax

OSGiに関しては(これも参照されたかもしれませんが)以下にWikipediaの記事があります。

http://ja.wikipedia.org/wiki/OSGi

英語の方の記事にはPaxに関する言及もあります。

http://en.wikipedia.org/wiki/OSGi

Posted by: taro at 2009年12月13日 22:18

以前にコメントしました大阪電気通信大学の総合情報学部のメディアコンピュータシステム学科の学生のものです。
コメントどうもありがとうございました。
私の勝ってな判断で国際会議の運営を支援するWebアプリケーションConfManの最新がPax ConfManだと勘違いをしていました。
失礼ですが、国際会議の運営を支援するWebアプリケーションConfManの既存機能について知りたいんですが、ConfManにはどのような既存機能があるのか教えていただけないでしょうか?質問ばかりして申し訳ございません。

Posted by: tatsunori ikenaga at 2009年12月26日 17:07

Confmanの機能は大きく三つに分けられます。

・Paper registration: ネット上での論文投稿を受け付ける機能

・PC-online: 投稿された論文を査読者(Program Committee member、略してPC memberとも呼ばれます)が閲覧し、査読結果を入力できるようにする機能

・Administration pages: 会議運営者(Organizing Committee)が諸設定を行う機能

国際会議には投稿者・査読者・運営者という三つの関わり方があるため、このような構成になっています。

以下のページにデモがあるべきなのですが、壊れているようです。

http://www.ifi.uio.no/confman/demo/

Posted by: taro at 2009年12月27日 21:18

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