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« 英語でのプレゼンについて | トップページ | ニューヨークのリス » 2005年09月26日ブロードウェーにてマンハッタンの人ごみの中を歩いていたら、ブロードウェーと7番街の交差点に設けられた特設ステージにて、いきなりコンサートが始まった。 このあたりはミュージカルの本場であり、数十の劇場が大通りの周辺に点在している。それぞれの劇場がひとつの舞台を長期間上演するというスタイルを取っているため、長いものになると十年から二十年、毎日同じ舞台が同じ劇場で演じられる。それでも人が集まり続けるところが、ニューヨークのすごいところである。 交差点でのコンサートは、各劇場の出演者たちがステージにあがり、代表的な曲を歌うというイベントだった。 何グループか歌った後、レントというミュージカルの番になった。これは、ニューヨークのイーストビレッジという地域に暮らす貧乏な若者たちが、失業したり薬中になったりエイズになったりしながら、限られた命を懸命に生きるという話である。その舞台で使われるSeasons of Loveという曲が、街を歩く人々に向かって歌われる。
Five hundred twenty-five thousand six hundred minutes,
歌詞はその後、一年をSeasons of Loveで数えようという方向に進んでいくのだが、僕は分で数えるという箇所に妙な感銘を受けてしまった。 三十年の人生なら、15,768,000分。六十年の人生なら、31,536,000分。 自分に残された時間が一年しかないとしたら、 たとえ三十年残っているとしても、 人生の長さとは、それだけの瞬間の集まりである。 同じような話を以前、何かの本で読んだ気もする。 しかし、ニューヨークの街中をせわしなく歩く人々の間に佇み、流れ行く時間を思う時、奇妙な感覚にとらわれた。 長い宇宙の歴史、人類の歴史の中で、自分に与えられた時間がいかに短いことか。 驚くべきことである。 Posted by taro at 2005年09月26日 00:20 |
コメント
なんだか素敵な歌詞だね.
レントの話は聞いた事があったけれど,詳しいストーリー知らないな.見たくなってきた.
一瞬の事故ですべてを失う事もあるし,一瞬の出来事が考え方を変える事もある.自分の一瞬も大切だが,一瞬で人に大きな影響も与える事ができるのだと思うと,ちょっと今後が楽しみになってくる.
Posted by: mika at 2005年09月26日 04:26
前向きですなー、mikaさんは。
一分がものすごく貴重に思える時もあれば、そんな風に思えない時もある。
何なんでしょうね。
Posted by: taro at 2005年09月26日 05:06

