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2005年09月03日

表現主義とアート

メディアアートといって、デジタル技術を用いて芸術を表現するという分野がありますが、我が研究室の教授は結構芸術が好きのため、先日、京阪奈の情報通信研究機構の一室にて、京都市立芸大の砥綿先生、京都嵯峨芸大の松本先生、同志社女子大の森先生といった芸術系の先生方をお招きして、合同ミーティングなるものが開かれました。

そのミーティングのあと、居酒屋で行われた懇親会にて聞いた話。

日本ではアートという言葉がドイツ表現主義の意味のようになってしまっているが、欧米におけるアートという概念はもっと広い。

表現主義は英語だとExpressionism。
Impressionism(印象派)に対して、内面から湧き起こってくるものを大切にしようという主張であり、20世紀初頭のドイツで生まれた潮流である。

外界を観察しそれを忠実に描くのがImpressionism。
内から湧き起こってくるものを表現するのがExpressionism。

日本の小学校の美術の授業では生徒にとにかく絵を描きなさい、造形を作りなさいと指導する。
その一方で、著名な芸術作品を分析し、批評するという機会は少ない。

印象派の作品などはかなり科学的な方法論に基づいて作られているのに、それを「読む」という作業を怠っているように思われる。

イギリスのテート・モダーンという美術館で行われている教育活動では、展示されている絵を参加者にひたすら批評させ、その後、その絵を模写させるという課題がある。

Posted by taro at 2005年09月03日 14:42

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