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2005年06月22日

京都の占い師たち

最近、河原町御池の交差点の角に占い師のおじさんが立っています。
六十代くらいの小柄な男性で、ワイシャツにスラックス、きちんとした身なり。
薄い頭髪、ほっそりとした面立ち。
いつもにこやかな笑みを浮かべています。
小学校から持ち出してきたような小さな机を置いて、
「占い無料」「新潟地震への寄付をよろしくお願いします」
と書かれた紙が貼ってあります。

結構繁盛しているようです。
平日は二、三人、休日には六、七人も並んでいることがあります。
無料といっても、みんなそれなりの寄付をしていくのでしょう。

すごく人の良さそうなおじさんですが、かなりのやり手ではないかと思われます。

貼り紙には「本日のみ」と書かれているけど、毎日います。
観光客の多い京都ならではの商売でしょう。

京都では昔から四条河原町のまわりに何人もの占い師がいます。

南西の角にいる占い師のおじさんは、五十代くらいで福々しい顔をしていますが、
家がないので近所の公園で暮らしていると言っていました。
いくら占いが得意でも、お金持ちになれるとは限らないようです。

一方、北東の角には京都で一番有名な占い師、「河原町の母」がいます。
かなりの年齢のおばあちゃんですが、いつもはきはきしていて、
占い師にありがちな深刻な雰囲気が全然ありません。
週末には若い女の子たちが並んで順番を待っています。

姓名の画数で占うのですが、どちらかというと占いよりカウンセリングといった感じです。

ぼくも一度占ってもらったことがあるのですが、家族構成とかを聞かれ、
「あなたは傷つきやすい性格だから……」とか言われました。

そして励ますような口調で、
「きっとうまくいくわよ。努力すれば」

すごく前向きです。運命よりも努力の方が大切のようです。

逆に彼女の身の上話を聞いてみたところ、これがなかなか面白かったです。

「私は一番が好きでね」と、いきなり言われました。「なにごとも一番になることが大切」

最近はあまり流行らない考え方だと思います。

「小学校では級長をしていたの」

自慢げに言います。

「京都で一番の喫茶店にしようと思って」、経営者をしていたのですが、
いろいろトラブルがあって閉店し、流れ流れて占い師になったそうです。

それでも結局、京都の占い師でナンバーワンになったわけです。

ただ、河原町御池に新たなライバル出現で、
彼女がどう思っているのか、ちょっと聞いてみたいところです。

Posted by taro at 2005年06月22日 00:11

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コメント

どーも、ご無沙汰してます。
河原町の北東のおばさんは、かなり有名らしいですね。
いつ見ても、人が並んでいますし・・・。
一度、占ってもらいたいです。

それにしても占い師におけるナンバーワンとは何なんでしょうか・・・。
より多くの人が集まればいいのか、
それとも占い結果の的中率が高ければいいのか・・・
微妙なところですね。

Posted by: mita at 2005年06月22日 00:49

お久しぶりです。
河原町の母がナンバーワンだと安易に書きましたが、
何をもって占い師の一番とするかは難しいですね。

安倍晴明とか何がすごかったんでしょうね。
人の心を読む術に長けていたのかな。
それとも運が良くて当たりまくったのかな。

Posted by: taro at 2005年06月22日 01:08

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